2万人余りのネットワークを活用して何処の高校にもない魅力ある同窓会を創り上げよう。
コロナ蔓延防止の対応と自粛規制など、過去に体験したことのない生活に戸惑いを覚えながら、閉塞感漂う中での暮らしを余儀なくされました。10月からは緊急事態宣言も解除となり僅かではありますが長いトンネルの向こう側に希望の光が見えてきた気がします。
日頃の同窓会活動にご協力を頂き感謝申し上げます。 新型コロナウイルス感染拡大により5月に開催予定の総会が延期を余儀なくされ、7月半ばに同窓会事務局において対面式とzoomシステム使用によるハイブリッドでの総会を開催し、松田会長の後任として興南高校同総会会長に就任を致しました。先輩方が築き上げた歴史ある同窓会をしっかりと受け継ぎ、同窓会として学園に対しどのような貢献ができるかを新役員で模索しながら実践して参りたいと思います。
昭和37年の開校から来年2月に60周年を迎えます。今回の新体制を機に同窓会の運営体制も一部見直しを行い、学園側と情報を共有しながら学園の発展に寄与することを最大のミッションとして学園、育成会、同窓会が三位一体となりベクトルを合わせて運営に取り組む時であると信じてやみません。先ずは2万人余りの同窓会会員に対して興南OBであることの意識づけを行なう為に学園や在校生、卒業生等に関する情報を盛り込んだ同窓会会報を発行予定しています。
そして2万人余りに及ぶネットワークを活用した事業を展開し、同窓会としての財源を確固たるものとして奨学金制度を設け年間100万円を学園に贈呈します。今後、同窓会としての事業展開を図る為に現在の任意団体から法人化を進め一般社団法人興南学園同窓会として活動を行います。
卒業生が、そして関わる方々が「興南学園の卒業生で良かった」「関係者として誇りに思う」と思える魅力あふれる同窓会組織を目指したいと思います。その為には卒業生一人一人の理解と学園、育成会と関わる方々の協力体制がなければ決して叶うものではありません。建学の精神を胸に秘め、明日の沖縄の発展の為「南を興す」人材を育成すべく同窓会が一丸となり、興南学園の発展と地域社会への貢献に邁進して参ります。
ご指導、ご鞭撻、そしてご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ会長就任の挨拶とさせていただきます。
一般社団法人興南学園同窓会
会長 識名安信